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作品詳細

ISBN:978-4-7576-0898-6 C3395
かなじょうがんせいようぼんしゅんぼんのほんこくとけんきゅう
研究叢書507 仮名貞観政要梵舜本の翻刻と研究
定価(税込): ¥13,500
表紙 著作者よみ かとう こうじ 
著者名 加藤 浩司 編著 著書検索
発売日 2019年02月14日
ジャンル 語彙・意味
判型A5/480頁

仮名貞観政要は、貞観の治と称される理想的政治を行なった唐の太宗と臣下との言行録である原典貞観政要を、鎌倉初期の代表的な儒者であった菅原為長が北条政子の求めに応じて和訳したもの、と伝えられる。その和訳方法は、訓点資料や仮名書き法華経等に見られる逐語訳的な直訳だけでなく、意訳や抄訳を交え、完本として現存する資料としては類い稀なものである。本書翻刻編は同資料の現存最古写本で比較的善本であると推定される梵舜本を、活字化に伴う字体整理を除き、本文・読仮名・傍注・声点・朱句点・朱引等原写本に存する情報を可能な限り忠実に活字翻刻したものである。研究編として、梵舜本の書誌とともに、斯道文庫本との書写関係の推定、和訳時増補部分の検討、和訳方法の具体相を文選読み、再読文字の和訳状況、引用・故事・典拠句の取捨の観点などから分析した諸論考およびその和訳方法をコミュニケーション・サポートとして捉え直した論考を付載し、本資料理解の助けとした。

目次
自序
翻刻編
 凡例
 上表・巻第一
 巻第二
 巻第三
 巻第四
 巻第五
 巻第六
 巻第七
 巻第八
 巻第九
 巻第十
研究編
 第一章 仮名貞観政要概説と梵舜本書誌
 第二章 仮名貞観政要梵舜本と斯道文庫本の関係
 第三章 仮名貞観政要における増補部分
 第四章 仮名貞観政要梵舜本における文選読み
 第五章 仮名貞観政要における再読文字の和訳状況
     ―他の仮名書き資料と比較して―
 第六章 仮名貞観政要の和訳方法に見るコミュニケーション・
     サポート
 第七章 引用・故事・典拠句の取捨から見た仮名貞観政要の
     和訳態度

あとがき
研究編要語索引

著者略歴
1961年岐阜市出身。1994年名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、1997年課程博士(文学)取得。1994年信州大学人文学部助手、1997年帝塚山学院大学文学部専任講師、同助教授、同教授を経て、2014年都留文科大学教授。2018年学部改組により同文学部教授、現在に至る。著書に『キ・ケリの研究』(和泉書院1998)。

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