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作品詳細

ISBN:978-4-7576-0942-6 C3395
せんがくまんようしゅうちゅうしゃくひちゅうまんようしゅうかいちらんひちゅうごくさくいん
索引叢書54 仙覚『萬葉集註釈』被注萬葉集歌一覧・被注語句索引
定価(税込): ¥9,350
表紙 著作者よみ こまつやすひこ 
著者名 小松靖彦 編著 著書検索
発売日 2020年02月04日
ジャンル 韻文(和歌、短歌、俳句など)
判型B5/284頁

十三世紀の天台密教の学僧・仙覚は、『萬葉集』の研究に画期をもたらした。その独自な理念と方法を示す主著『萬葉集註釈』は、平安・中世の和歌と歌学の広汎な知識に基づく和歌史・歌論史・歌学史上の成果である。また、日本語に関する貴重な理論的研究書であり、インドの言語思想によって日本語の根源に迫ろうとした思想書でもある。しかし、近代の研究においては、難解な注釈書として顧みられることがほとんどなかった。
本書は、仙覚が『萬葉集註釈』において言及した萬葉集歌・題詞・前置漢文・漢文序・書簡文・左注などを可能な限り採取し、主要四本における所在位置を示す。また、一音に意味を認めると同時に、ことばの相互関係を重視する仙覚の解釈の方法に沿って被注語句一覧を実験的に作成し、それらを五十音順に配列して所在位置を示す。仙覚が『萬葉集』に見た〈言葉の宇宙〉に近づくための基本的情報を整えたのが本書である。

目次
はしがき
I 仙覚『萬葉集註釈』被注萬葉集歌一覧
(付 中世萬葉集古注釈書における萬葉集歌引用状況)
   仙覚『萬葉集註釈』被注萬葉集歌一覧について
   凡例
   仙覚『萬葉集註釈』被注萬葉集歌一覧
 (付 中世萬葉集古注釈書における萬葉集歌引用状況)

II 仙覚『萬葉集註釈』被注語句索引
   仙覚『萬葉集註釈』被注語句索引について
   凡例
   仙覚『萬葉集註釈』被注語句索引

著者略歴
1961年 栃木県生まれ。
1985年 東京大学文学部卒業。1992年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
 国文学研究資料館研究情報部、和光大学人文学部文学科、日本女子大学文学部日本文学科を経て、現在、青山学院大学文学部日本文学科教授。博士(文学)。
 専攻は日本上代文学(萬葉集および萬葉学史)、書物学(主に中国文化圏の巻子本)。
主要著書・編著・論文
『萬葉学史の研究』(おうふう、2007年、2008年〈2刷〉)
『万葉集 隠された歴史のメッセージ』(角川選書、角川学芸出版、2010年)
『万葉集と日本人』(角川選書、KADOKAWA、2014年)
『万葉うためぐり 学僧仙覚ゆかりの武蔵国小川町を歩く』(監修・共著、小川町観光協会編、笠間書院、2014年〔仙覚の和歌の解説、仙覚についての参考文献付き〕)
『萬葉写本学入門』(編著、上代文学研究法セミナー、笠間書院、2016年)
「『書物』としての萬葉集古写本―新しい本文研究に向けて(「継色紙」・金沢本萬葉集を通じて)―」(『萬葉語文研究』第7集、和泉書院、2011年9月)
「仙覚の本文校定―『萬葉集』巻第一・巻第二の本文校訂を通じて―」(『青山語文』第42号、2012年3月)
「平安時代の萬葉集古写本における装丁・料紙・書の交響―桂本萬葉集を中心に―」(『古写本の魅力』高岡市萬葉歴史館叢書28、高岡市萬葉歴史館、2016年3月)
「『校本萬葉集』の意義―佐佐木信綱を取り巻く人々」(『佐佐木信綱研究』第7號、佐佐木信綱研究会、2016年12月)
「ことばの宇宙―中世の萬葉学者仙覚の《インド》へのまなざし」(『現代思想』第47巻第11号〈8月臨時増刊号、万葉集を読む〉、2019年8月)

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