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作品詳細

ISBN:978-4-7576-0957-0 C3095
こじょうるり せっきょうけんきゅう
古浄瑠璃・説経研究 - 近世初期芸能事情 下巻 近世都市芝居事情
定価(税込): ¥14,300
表紙 著作者よみ さかぐちひろゆき 
著者名 阪口弘之 著 著書検索
発売日 2020年06月18日
ジャンル 散文 - 近世・古典芸能
判型A5/600頁

上方・江戸の東西演劇界の幅広い交流の具体的様相や、出版書肆を巻き込んでの道頓堀興行界の戦略的な動向、それに牽引される義太夫や近松らの境涯、更にその作品定位や正本刊行事情をめぐってと、しなやかで幅広い新知見が、斯界の研究水準をまだ見ぬ高みへと導く。

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【推薦】
救い、救われることを語る文芸の道程
    国文学研究資料館長 ロバート キャンベル
研究発展の好機に! 国文学と歴史学の交点
    大阪市立大学名誉教授 塚田 孝
資料の博捜に基づく新たな芸能史の構築
     明治大学名誉教授 原 道生
街道を運ばれて   
    作家・文芸評論家 松本 徹
闇夜の一灯
    演劇評論家 渡辺 保

目次
 第一篇                
第一章 金平浄瑠璃のはじまり―『きそ物かたり』の周辺―
第二章 金平浄瑠璃と東西交流―丹波少掾・播磨掾・出羽掾―
  資料紹介 『義経奥州責』
第三章 寛文期江戸浄瑠璃と東西書肆―襲用・改変の諸相―
  資料紹介 (奥浄瑠璃)『桑原女之助』〈抄録〉  
第四章 『清盛物語』の構想―江戸の山本九兵衛板―
 第二篇         
第一章 軍記読物浄瑠璃の成立―浄瑠璃と草子本―
第二章 伊藤出羽掾と出羽座をめぐる人々
  資料紹介 角太夫『道行揃』(阪口本)/播磨掾『四きぞろへ』(阪口本)
第三章 山本角太夫と愁嘆表現
第四章 延宝期四条河原の芝居景観―四条河原図巻詞書をめぐって―
 第三篇  
第一章 井上播磨掾から清水理太夫へ―「日本王代記」をめぐって―
第二章 近世道頓堀芝居事情―近松・義太夫・出雲―
第三章 道頓堀興行界の戦略―竹本義太夫をめぐって―
第四章 「用明天王職人鑑」三段目演出をめぐって
―仮屋芝居「用明天王鐘入の段」から見えるもの―
第五章 大阪新田開発者の一側面―北村六右衛門の道頓堀進出―
 第四篇       
第一章 『滝口横笛紅葉之遊覧』とその周辺―近松存疑作試論―
第二章 『鳥羽恋塚物語』初演時テキスト
  資料紹介 『鳥羽恋塚物語』第五(阪口本)
第三章 難波規明太夫の一正本―『兼平』―
  資料紹介 『兼平』
第四章 元禄期淡路操芝居の地方興行―『芝居根元記』をめぐって―
第五章 浄瑠璃本板株移譲顛末覚書―伏見屋と紙屋、加島屋―
 第五篇                 
第一章 土佐少掾段物集と抜本―『建武軍記』を紹介しながら―
  資料紹介 『建武軍記』/「蘭曲後撰集 二」段物一覧 
第二章 佐渡七太夫と武蔵権太夫―説経段物集を紹介しながら―
  資料紹介 武蔵権太夫『説経けいこ本』
 付 篇            
第一章 元禄上方歌舞伎界の交流―『日本女護島』からみえるもの―
第二章 享保五年京都二の替り狂言本―自笑と其磧―
  資料紹介 狂言本『けいせい御菩薩池』  
        *
 あとがき

著者略歴
一九四三年滋賀県生まれ
大阪市立大学・神戸女子大学名誉教授

〔主要編著〕
『古浄瑠璃正本集』第七〜第十
(横山重・室木弥太郎との共編。角川書店)
『古浄瑠璃 説経集』〔新 日本古典文学大系〕
(信多純一との共同校注。岩波書店)
『近松門左衛門集』1〜3〔新編日本古典文学全集〕
(鳥越文蔵他との共同校注・訳。小学館)
『関蝉丸神社文書』(室木弥太郎との共編。和泉書院)
『浄瑠璃の世界』(編著。世界思想社)
『奥浄瑠璃集―翻刻と解題―』(編著。和泉書院)
『近世演劇を学ぶ人のために』(編著。世界思想社) 他

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