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作品詳細

ISBN:978-4-7576-0964-8 C3395
しゅうせいふっこくばんえいろくおくがきげんじものがたりじょうはしょう
研究叢書526 修正・復刻版 永禄奥書 源氏物語紹巴抄
定価(税込): ¥19,800
表紙 著作者よみ いながけいじ 
著者名 稲賀敬二 編 著書検索
著者名2 広島平安文学研究会 編 著書検索
発売日 2020年09月29日
ジャンル 散文 - 中古・散文 - 中古
判型A5/792頁

連歌師里村紹巴が著した二十巻から成る『源氏物語』の注釈書『源氏物語紹巴抄』は、三条西公条による講釈の聞書をもとに、永禄七年(一五六四)から翌八年にかけて整理・編集されたものである。三条西家源氏学の展開を知る上で重要な書であるだけでなく、近世初期に刊行されて世に流布したことから、『源氏物語』享受史上少なからぬ影響力を持った書である。その『紹巴抄』に猪苗代兼如が増注した本が存在する。その一本が広島大学教授であった故稲賀敬二所蔵本(安田女子大学図書館現蔵)で、兼如による巻末や行間、付箋への書き入れが多数ある。かつて広島平安文学研究会から「翻刻 平安文学資料稿」第二期『永禄奥書 源氏物語紹巴抄』として十分冊と索引編一冊で翻刻刊行され、多くの研究者に利用されてきたが、入手困難になっていた。今回、これを一冊に合冊し、元版にあった誤植や印刷不鮮明な箇所を修正し、関連論考の再録を加えて復刻刊行した。

目次
序文 伊井春樹
『永禄奥書 源氏物語紹巴抄』翻刻
凡例
源氏物語抄一
桐壺
箒木
源氏物語抄弐
空蟬
夕顔
若紫
源氏物語抄三
末摘花
紅葉賀
花宴
源氏物語抄四

賢木
花散里
源氏物語抄五
須磨
明石
澪漂
源氏物語抄六
蓬生
関屋
絵合
松風
源氏物語抄七
薄雲
槿
未通女
源氏物語抄八
玉鬘
初子
胡蝶
源氏物語抄九

とこ夏
かゝり火
源氏物語抄拾
野分
みゆき
藤袴
真木柱
源氏物語抄拾壱
梅かえ
藤ノ裏葉
源氏物語抄拾貮
若菜上
源氏物語抄拾三
若菜下
源氏物語抄拾四
柏木
横笛
鈴虫
夕霧
源氏物語抄拾五
御法

匂宮
紅梅
竹川
源氏物語抄拾六
橋姫
椎本
源氏物語抄拾七
角總
早蕨
源氏物語抄拾八
宿木
源氏物語抄拾九
東屋
浮舟
源氏物語抄廿終
かけろふ
手習
夢浮橋

人名・書名索引
引用和歌索引
『源氏物語紹巴抄』と兼如―永禄奥書本資料― 稲賀敬二 
『永禄奥書 源氏物語紹巴抄』底本書誌 古瀬雅義 
修正・復刻版あとがき 妹尾好信

著者略歴
昭和3年3月20日 旅順市生まれ(本籍地は鳥取県境港市)
昭和25年3月 東京大学文学部卒業
昭和31年4月 立教大学一般教育部講師
昭和31年10月 広島大学文学部講師
昭和36年4月 広島大学文学部助教授
昭和45年7月 広島大学文学部教授
昭和63年4月 広島大学文学部長・同大学院文学研究科長 
平成2年4月 放送大学広島ビデオ学習センター長
平成5年4月 安田女子大学文学部教授
平成13年4月11日 逝去(享年73)
主要著書
『源氏物語の研究―成立と伝流―』(笠間書院 昭和42年9月、補訂版昭和58年10月)
『源氏物語前後』(和泉書院 昭和55年8月)
『源氏の作者 紫式部』(新典社 昭和57年11月)
『文学誕生―日本的教養の研究・奈良平安篇―』(PHP研究所 昭和58年3月)
『源氏物語の研究―物語流通機構論―』(笠間書院 平成5年7月)
『三十六歌仙の女性 中務』(新典社 平成11年4月)
『源氏物語 注釈史と享受史の世界』(新典社 平成14年8月)
『女流歌人中務―歌で伝記を辿る―』(新典社 平成21年8月)
『稲賀敬二コレクション』全六巻(笠間書院 平成19年5月〜平成20年2月) 他

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