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作品詳細

ISBN:978-4-7576-0485-8 C3391
ぶんけいのためのじょうほうしょりにゅうもん
文系のための情報処理入門 - パソコンを活用して研究を進めよう
定価(税込): ¥2,750
表紙 著作者よみ なかむらやすお/あんどうゆりこ 
著者名 中村康夫/安道百合子 著 著書検索
発売日 2008年07月25日
ジャンル 日本文学研究全般
判型A4/108頁

国文学研究も単調な作業を延々と続けなければ結果が出ないことが多い。それを一気に時間短縮するのが情報処理の手法だ。
“調べる”あるいは“作成する”という行為をできるだけ単純化したり総合化したりできるプログラムを書いて、コンピュータに命令をする。そこには少し発想の転換が必要だが難しいことはない。
 用語の検索や情報の探索は、本との付き合いということもあって楽しい時間でもあるが、今日の研究者が置かれている状況ではなかなかそこでゆっくり時間が取れない。また、40万を超える和歌の中から類似する歌を見つけたり、諸本研究で校本を作成したり、いずれも膨大な時間が必要になる。調査対象を随意に変えて類似歌を探したり、とりあえず大急ぎで校本を作成して注釈の底本を決めたりできれば、どれだけ能率的なことか。
 いままで、そういう発想を助けるテキストはなかった。本書は具体的にご案内する。

目次
はじめに/参考:概念図1・2
1.パソコンで何ができるか (1)パソコンを図書館にする 1)パソコンの容量 2)ウェブサイトから必要なデータをダウンロードする/(2)検索機能ははじめから備わっている 1)ファイルを開いて検索する(基本の検索機能) 2)ファイルを開かずに検索する 3)句点改行のデータで泣き別れによる検索もれをふせぐ/(3)検索したら整理したい 1)テキストファイルをExcelに読み込む/(4)正規表現検索
2.応用自在な検索システム (1)二種類の検索システム/(2)和歌検索システムの利用と応用 1)システムのインストール 2)マスタフォルダの設定 3)マスタの登録 4)画像データの登録 5)登録データの縦覧 6)検索 7)検索結果の利用 8)データの修正・追加/(3)散文検索システムの利用 1)システムのインストール 2)マスタフォルダの設定 3)マスタの登録 4)画像データの登録 5)画像ビューアの登録 6)キャプションデータの登録 7)登録データの縦覧 8)検索/(4)絵も検索できる
3.プログラミングでできること (1)コンピュータに読ませる 1)起動と終了・保存 2)ファイルを開いて閉じるまで/(2)基本の命令 1)文字列検索 2)文字列関数 3)文字列検索の応用/(3)テキストデータをシステム登録可能のデータに加工する 1)あるルールから別のあるルールへ 2)傍記の法則にはずれている箇所を訂正する 3)傍記と本文行を分ける/(4)辞書を作ると標準化できる 1)複数の置換を一気におこなうプログラム 2)漢字をかなに置き換える―最長一致優先の法則/(5)各領域データを統合してマスタデータにする
4.ただ一冊の本をデータベースにする (1)影印本をデータベースにする /(2)プログラミングでもっとできる 〈1〉類歌検索 1)似ているということ 1)―1比較の準備 2)同じ音数の文字列をすべて抽出する 3)同じ文字数を有していればポイントを1加算する 3)―1一首の歌対一首の歌の比較プログラム 3)―2一首の歌対複数の歌の比較プログラム 3)―3複数の歌対複数の歌の比較プログラム 4)類似歌を探すのに有効な音数とは 5)2音1因子方式の類歌検索プログラム/〈2〉校本作成 1)対校シミュレーション 2)一本対一本の対校プログラム 3)複数本の対校結果を見やすく表示する 3)―1よくある版本の形へ 3)―2異文の文字数を同じにする 3)―3底本の長さを確定する 3)―4確定した底本に合わせて比較結果を表示する 3)―5 異文並記の書式に整える
あとがき

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