■日本文学・日本語学・日本史学と上方文化本の図書出版


太宰治研究4



目次


〔作品論特輯〕
『I can speak』から『座興に非ず』まで

〔作品論〕
「I can speak」論 国岡彬一
『富獄百景』における数の思考 紅野謙介
「黄金風景」論 菅原洋一
「懶惰の歌留多」論 畑 有三
「女生徒」論―「カラツポ」を語るとき 宮内淳子
「秋風記」論 鶴谷憲三
「新樹の言葉」のマクログラフ 大森郁之助
「花燭」論―〈自己劇化〉と〈言祝ぎ〉 細谷 博
「愛と美について」をめぐって 鈴木貞美
「火の鳥」再説 栗原 敦
「葉桜と魔笛」論―ロマネスクの外
追想の家族 花崎育代
「八十八夜」論 樫原 修
「座興に非ず」論 槍田良枝
「二十世紀旗手」論 川崎和啓

〔回想記〕
回想記―姉たちとその周辺の人々の思い出 津島美知子

〔作品論〕
森鴎外と太宰治 須田喜代次
泉鏡花と太宰治 須田千里
芥川龍之介と太宰治―「雛」の語りと「哀蚊」の語り 清水康次
菊池寛と太宰治―芥川賞事件をめぐって 片山宏行
佐藤春夫と太宰治 半田美永]




編集後記

 
 「太宰治研究」第四輯には、「作品論」「回想記」「作家論」の三種の文章を掲げた。
 「作品論」は、「特輯・『I can speak』から『座興に非ず』まで」とした。気鋭の近代文学研究家による一三篇の作品論を掲げることができて、悦んでいる。「満願」論、「姥捨」論は、発行日との関係から、掲載を見送らざるをえなかった。次輯にぜひ掲げたいと思っている。なお、川崎和啓氏「『二十世紀旗手』論」一篇も、加えることができた。
 「回想記」としては、津島美知子氏の絶筆を掲げた。同氏は、一九九七年二月一日午前七時に、心不全のため自宅で急逝された。享年八五歳。謹んで哀悼の意を表する。
 「作家論」としては、五篇の論考を掲げた。太宰治が影響を受けた作家の専門研究家に、その作家と太宰治との関係について論じてもらった。
 執筆くださった各位のご協力にお礼を申し上げる。(後略)(山内祥史)
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