新刊案内(01年10月)


 『絵の語る歌謡史』 小野恭靖著 本体2,600円
  (いずみ昴そうしょ2)A5・上製 口絵カラー4頁+モノクロ4頁、本文256頁 ISBN4-7576-01246-3

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 『八雲御抄の研究正義部・作法部  片桐洋一編 本体20,000円
 (研究叢書273)B5・上製・函入 558頁 ISBN4-7576-0122-0

 伝統歌学の道標、十年ぶり待望の続刊!
 一九九二年二月に刊行の『八雲御抄の研究―枝葉部・言語部―』から十年、『八雲御抄の研究―正義部・作法部―』が上梓される。
 順徳天皇の編になる『八雲御抄』は、伝統歌学の集大成というべき厖大な著作であり、江戸時代に至るまで歌人や歌学者たちに大きな影響を与えてきた。
 今回刊行される「第一 正義部」「第二 作法部」の二つの巻は、晴の歌の場の実態とその本質を説く部分で、『八雲御抄』の中でも最も頻繁に引用され、問題にされることの多いところである。本文篇では主要伝本四本を対照して翻刻、研究篇では先行の歌学書・歌集・記録などを駆使して、一つ一つの叙述を厳密に読解。王朝時代の晴儀の和歌の全貌を明らかにするとともに、『八雲御抄』が先行歌学書をどのように利用して成立したかを浮き彫りにした。また【論考】の頁を設け、従来「草稿本」とされていた内閣文庫本の性格を徹底的に究明。索引篇は、人名索引・歌合索引・歌会索引・和歌索引・書名索引・事項索引のほか、歌合一覧・歌会一覧を付して研究資料としての充実をはかる。『八雲御抄』の研究はもちろん、王朝和歌の場と、その場における営みを明らかにするための必須の文献である。
 また、先に刊行した『八雲御抄の研究―枝葉部・言語部―』は、『萬葉集』以来の厖大な歌語と和歌的表現を集大成した「第三 枝葉部」「第四 言語部」についての基礎的研究であり、好評のうちに在庫切れとなったが、この度の刊行に併せて装いも新たに重版することとなった。併せての御架蔵を期待したい。

〔内容目次〕本文篇 八雲御抄 巻第一 正義部(国会図書館本・幽斎本・書陵部本・内閣文庫本)/八雲御抄 巻第二 作法部(国会図書館本・幽斎本・書陵部本)/八雲御抄 巻第二 作法部(内閣文庫本) 研究篇 八雲御抄 巻第一 正義部/八雲御抄 巻第二 作法部/八雲御抄 巻第二 作法部 内閣文庫本補注/八雲御抄 巻第二 作法部 内閣文庫本独自部分/【論考】国会図書館本と内閣文庫本の関係について/引用文献・参考文献 索引篇 人名索引/歌合索引/歌会索引/和歌索引/書名索引/事項索引 歌合一覧(『新編国歌大観』『平安朝歌合大成』対照表)・歌会一覧

 ▼重版予定
 『八雲御抄の研究 枝葉部・言語部』 片桐洋一編 本体価格未定 研究叢書110 ISBN4-87088-522-0   




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