新刊案内(02年2月)
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『日本古典文学を読む』 三村晃功・寺川眞知夫・廣田哲通・本間洋一編 本体1,700円 (テキスト)A5・並製228頁 ISBN4-7576-0145-X 本書は上代から中世に至る日本古典文学作品に関わる重要事項を八十八項目選定して、その作品を具体的に読解、鑑賞することをとおして各作品の本質に迫り、多彩をきわめる日本古典文学の世界への道しるべ、ないしは入門書となることを目的に編纂されたものである。紙面に工夫をこらし、見開き2頁の分量とし、上段に本論を、下段に補助記事を記すという構成にして、問題追究の展開を明確にした。本書が多彩な日本古典文学の世界を垣間見る契機になって、近時の若者の古典文学への興味・関心が復活する事を、期待してやまない。 〔内容目次〕はじめに 凡例 1文字の受容と使用 2古事記 3日本書紀 4風土記 5古代歌謡 6万葉集 7額田王 8柿本人麻呂 9山部赤人と山上憶良 10大伴家持 11高橋氏文・古語拾遺 12懐風藻 13国風暗黒時代−勅撰三集の時代− 14空海 15日本霊異記 16菅原道真 17和歌の復権−九世紀の和歌− 18古今和歌集 19屏風歌・歌合 20土佐日記 21竹取物語 22伊勢物語 23平中物語付大和物語 24後撰和歌集・拾遺和歌集 25うつほ物語・落窪物語 26蜻蛉日記 27和泉式部日記 28和漢朗詠集 29枕草子 30紫式部日記 31源氏物語 32往生伝・神仙伝 33更級日記 34堤中納言物語 35浜松中納言物語・とりかへばや物語 36後拾遺和歌集 37堀河院百首 38金葉和歌集・詞花和歌集 39歌合と歌学 40六条家と御子左家 41栄花物語 42大鏡 43今昔物語集 44讃岐典侍日記 45梁塵秘抄 46藤原俊成と千載和歌集 47西行 48新古今和歌集 49後鳥羽院 50藤原定家 51源実朝 52鎌倉前期の和歌 53定家偽書 54鎌倉時代物語と無名草子 55十六夜日記・とはずがたり 56宴曲 57宇治拾遺物語 58初期の軍記物語−将門記と陸奥話記− 59保元物語・平治物語 60鴨長明と方丈記 61平家物語 62慈円と愚管抄 63海道記・東関紀行 64説話の時代 65十訓抄 66正法眼蔵 67古今著聞集 68歎異抄 69沙石集 70公家漢文日記 71玉葉和歌集・風雅和歌集 72徒然草 73菟玖波集 74神道集・縁起物 75能 76能楽論 77狂言 78太平記 79曾我物語 80義経記 81御伽草子 82正徹と心敬 83宗祇 84禅林の文学 85抄物 86幸若舞と説経節 87閑吟集 88キリシタン文学 古典文学略年表/索引(人名・作品名) |
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『平安文学五十年』 片桐洋一著 本体2,000円 (単行本)四六・上製 237頁 ISBN4-7576-0144-1 片桐洋一先生は、わが国を代表する国文学者のお一人である。先生のお仕事の範囲は、『古今』『後撰』『拾遺』の三代集に、数々の平安私家集、そして『伊勢』に『竹取』『宇津保』『源氏』と、まことに広く、かつは、その方法も、伝本研究・表現研究・成立論に注釈と、多彩を極めておられる。 先生が初めて出された論文は、昭和二十九年九月『国語国文』(京都大学国語国文学研究室)に掲載された「宇津保物語の構成」であり、爾来、今日までほぼ半世紀に近い月日が経過したことになるが、この間先生は、文字どおり倦まず、弛まず、着実に研究成果を発表し続けられ、単行本に限っても、すでに百冊に近い本を、世に送り出してこられたのである。 ところで、先生の研究活動の歴史は、ほぼそのまま、戦後の国文学界のあゆみの歴史でもある。そこで、この際、先生ご自身の活動の跡を振り返っていただくと同時に、長い研究生活の中で出会った人々や本にまつわる思い出、さまざまな学会・研究会の発足の経緯、また一時代を画した叢書の出版にかかわった話などについて、思う存分先生に語っていただくべく、関西大学ご退職の日も近づき、研究に教育にと、相変わらずご多忙な日々を送っておられる先生の研究室にお邪魔してインタビューした、その記録が本書である。 このささやかな本が、片桐洋一という類希なる国文学者の人となりとを、さらには、その国文学世界の魅力を、十分に読者諸氏に伝えることができていれば、幸いである。(後略) 〔田中登 本書「前口上」より〕 〔内容目次〕前口上 1国文学を専攻するまで 2京都大学文学部国語学国文学専攻 3卒業論文と宇津保物語研究会 4修士論文と研究者としての自覚 5平安文学研究会と大阪国文談話会 6『伊勢物語』研究と大学勤務の始まり 7和歌史研究会とその活動 8中古文学会のこと 9『後撰和歌集総索引』とひめまつの会 10平安文学輪読会と平安私家集研究 11『伊勢物語の研究〔研究篇〕〔資料篇〕』を出版 12神戸平安文学会の発足から関西平安文学会へ 13『中世古今集注釈書解題』の刊行 14『拾遺和歌集の研究』と『拾遺抄−校本と研究−』 15『小野小町追跡』と『歌枕歌ことば辞典 増訂版』 16『私家集大成』の刊行 17国内研修と『天理図書館善本叢書』のこと 18和歌文学会開西例会の出発 19陽明文庫と『陽明叢書』 20海外古典籍調査 21『新編国歌大観』の刊行 22鉄心斎文庫と『鉄心斎文庫伊勢物語古注釈叢刊』 23『八雲御抄の研究』の刊行 24『冷泉家時雨亭叢書』にかかわって 25大阪女子大学の学長をつとめて 26関西大学赴任 27蔵書のこと−『毘沙門堂旧蔵本古今集注』と『伊勢物語古注釈書コレクション』− 28『古今和歌集全評釈』を書いて 29楽しみながら全力投球 片桐洋一略年譜 ▼既刊 もとのねざし−大阪女子大学学長の四年間− 片桐洋一著 単行本 本体2,800円 |
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『王朝漢文学表現論考』 本間洋一著 本体12,000円 (研究叢書280) A5・上製・函入 415頁 ISBN4-7576-0147-6 平安朝漢詩の表現に関わる諸問題に取組んだ著者最初の論考集。「第一部、漢詩の表現をめぐって」では、邦人詩句の措辞・語彙の中国古典詩摂取について論ずると共に、菊花詠の諸作を通して平安朝詩の独自性についても明らかにする。また、平安朝「句題詩」の詠法を論じ、中国古典詩にはみられない独自の構成法があることを解明。さらに、その演繹から本文欠損句題詩の一部復元を試みる。「第二部、漢詩集考」では殊に『類題古詩(類聚句題抄)』に力点を置き、これ迄余り論じられて来なかった当該書の基礎的な研究を進めた著者の論考をまとめた。「第三部、類書考」では、呉淑『事類賦』の本朝への影響を検証。『幼学指南抄』の重要な編纂素材の一書であったことを明らかにする一方、加えて邦人編類書『文鳳抄』『擲金抄』の編纂素材をも追って、平安朝漢詩の表現世界と密接に関わることを指摘。「第四部、漢詩文と和歌」では、漢詩文の表現が和歌に与えた影響を広範囲に渡り論ずる。 〔内容目次〕序論 王朝漢詩の表現世界―王朝詩と白詩と― 一 はじめに/二 『千載佳句』―表現類型案内―/三 王朝漢詩中の元白語彙/四 むすびに 第一部 漢詩の表現をめぐって T 菊の賦詩歌の成立―菊花詠の小文学史― 一 はじめに/二 菊の賦詩歌の出現/三 嵯峨朝の菊の詩―重陽宴の復活―/四 『経国集』の菊―題詠としての菊へ―/五 承和期から菅原道真へ/六 道真から平安末期へ U 菅原道真の菊の詩 一 はじめに/二 道真の菊の詩の表現/三 道真詩と王朝詩人/四 道真と菊 V 平安朝句題詩考 一 はじめに/二 句題詩〈七律〉の詠法/三 平安朝句題詩の形成と諸相/四 むすびに―詠法からの演繹― W 大江匡房の漢詩 一 匡房不遇/二 句題詩詠から/三 表現の背景/四 唐土憧憬 X 詩語小考 一 「桃浦」/二 「雁嘶」「嘶」/三 「細膩」/四 「三楽」/五 「胸陂」/六 「亭(停)午月」 第二部 漢詩集考 T 『類題古詩』(類聚句題抄)研究覚書 一 書名覚書/二 本文の欠脱―排列と諸本―/三 句題をめぐって/四 所収詩人/五 他の詩集との関係/六 表現をめぐって/七 脚韻の傾向 U 『本朝無題詩』の表現世界 一 はじめに―王朝文学の表現と白詩―/二 漢詩と和歌―表現の一端から―/三 『無題詩』の表現と白詩/四 類同性の評価をめぐって/五 むすびに―白詩圏外の視点から― 第三部 類書考 T 『事類賦』と平安末期邦人編類書 一 『事類賦』について/二 『事類賦』と『幼学指南鈔』/三 『事類賦』と『文鳳抄』『擲金抄』/四 邦人編三類書の関係 U 『文鳳抄』の編纂素材について 一 はじめに―成立をめぐって―/二 所引詩・賦の句の素材/三 語彙注記と類書―現存類書との比較から―/四 語彙群について/五 むすびに V 『擲金抄』の素材について―注文・語彙をめぐって― 一 はじめに―『擲金抄』とは―/二 注文について―類書利用のあと―/三 所収語彙と類書/四 所収語彙と王朝漢詩/五 まとめと今後の課題 第四部 漢詩文と和歌―漢文学表現の享受― T 王朝和歌の表現と漢詩文について―中古・中世の私家集世界と『和漢朗詠集』― 一 はじめに―本稿の意図―/二 漢詩文の故事―措辞と和歌表現―/三 表現とことば―『和漢朗詠集』との関わり―/四 「古集」について―むすびにかえて― U 中世私家集の世界と漢文学―その一表現層をめぐって― 一 三条西実隆の漢詩と和歌から/二 中世和歌の表現層―『和漢朗詠集』の世界から―/三 漢故事和歌詠の世界/四 むすびにかえて V 大江匡房の和歌―和漢兼作家の表現― 一 歌人匡房評から/二 句題和歌について/三 和歌表現の諸相―漢詩文の受容を中心に―/四 むすびにかえて W 祝部成仲の和歌―漢詩文世界からの瞥見― 一 成仲のこと/二 新楽府句題和歌/三 漢故事詠/四 むすびに X 飛鳥井雅有『隣女集』瞥見―「文の心よみ侍し歌」をめぐって― 一 「文の心よみ侍し歌」/二 文言の出典/三 当時の『帝範』『古文孝経』/四 むすびに あとがき/索引(人名索引/書名索引/私家集大成所収私家集所引索引) |
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『明恵上人の研究』 野村卓美著 本体11,000円 (研究叢書281) A5・上製・函入 435頁 ISBN4-7576-0148-4 鎌倉時代初期の高僧・栂尾高山寺の開祖明恵(1173〜1232)は当時の仏教者の中では異色な存在であった。教義も伝統的な東大寺のそれに比すると「異端」とされる。しかし、後鳥羽院・九条兼実等の政治家、運慶・湛慶・快慶という仏師、慶政・鴨長明等の説話編集者、定家・公経をはじめとする歌人、藤原孝道という音楽家、貞慶・賀茂能久という宗教者、如上の当時を代表する人物との交遊があり、多くの影響を与えている。また、私家集を編纂し、法然の著述を激しく非難し、四十年間夢の日記を書き継ぎ、幾つかの絵巻物の制作に加わり、数多くの講式を作成し、承久の乱後には尼寺を経営する等、当時の社会に多大の足跡を残している。明恵に関する関心は次第に深まっているが、未だ全体像が正確に理解されているとは言えない状況にある。 その明恵について、説話(集)と仏道修行の関係、諸芸術家との広汎な交遊関係、夢・夢記と仏教の関わりを論じ、明恵伝記の成立・変容、二講式の翻刻と注釈を試みた。 〔内容目次〕第T部 明恵と説話 一、明恵における説話受容/二、明恵と鴨長明をめぐる人々―説話受容基盤の一考察―/三、明恵と慶派仏師/四、明恵と和歌―歌道の師、歌道と仏教をめぐって―/五、明恵の説話受容―明恵と『能恵法師絵詞』をめぐって―/六、明恵説話の変容―『古今著聞集』の明恵説話を中心に―/七、明恵説話の変容―『春日龍神』と明恵説話― 第U部 明恵―修行と著述― 一、明恵の捨身行と言葉/二、明恵の自署/三、明恵作『華厳唯心義』試論―引用典籍をめぐって―/四、明恵作『大方広仏華厳経中唯心観行式』試論/五、明恵作『随意別願文』試論―『非華経』と弥勒信仰をめぐって― 第V部 明恵伝記の研究 一、明恵上人伝記の研究―『仮名行状』と『最後御所労以後事』を中心として―/二、明恵上人伝記の研究―建仁三年春日大明神降臨を中心として―/三、明恵上人伝記の研究―『仮名行状』と『漢文行状』― 第W部 明恵と夢 一、明恵上人の経袋/二、明恵―観行と学問に生きる―/三、明恵と夢/四、明恵上人と高山寺蔵『夢経抄』―抄出文献の検討―/五、明恵と一行説話―明恵の夢の背景について― 第X部 資料編 一、明恵作『倶舎講略式』試論―解説と資料紹介―/二、伝明恵作『阿難尊者講式』試論―解説と資料紹介― 初出一覧/あとがき/人名索引/書名索引/研究者名索引 |
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『新訂 吉記 本文編一』 橋秀樹編 重版予定
予価7,350円 (日本史史料叢刊3) A5・上製・函入 口絵モノクロ3頁・247頁 ISBN4-7576-0146-8 藤原経房の日記『吉記』は平安末期から鎌倉初期の重要な日記史料として、日本中世史のみならず、中世文学・日本美術史の分野でも多くの研究に利用されてきた。これは矢野太郎氏による翻刻が史料大成の一部として戦前より刊行されていたことが大きい。しかし、史料大成本は底本選定が十全でなく、『吉部秘訓抄(鈔)』『公事問答記』の書名でまとまって伝来する公事抄出や各種部類記所引の逸文を収録していないことから、現在の学問水準に堪えうるテキストの刊行が望まれていた。そこで本書は、鎌倉前期古写本を初めて紹介するなど、底本を新たにし、これまで活字化されていない公事抄出や逸文を含めた本文を編年体で収録した。また、校訂注や説明注を施し、欄外に主要事項を標記して利用者の便宜を図った。本文編三冊、索引・解題編一冊の全四冊の刊行を予定し、本冊には仁安元年(1166)より治承三年(1179)までの記事を収めた。 〔内容目次〕例言 仁安元年 九月/吉部秘訓鈔巻一目録/仁安二年 正月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月/仁安三年 正月 二月 九月 十月 十一月/嘉応元年 正月 三月 四月 六月 七月 八月 九月 十二月/嘉応二年 正月 二月 四月 五月 七月 十一月 十二月/承安元年 正月 二月 四月 七月 八月 九月 十二月/承安二年 二月 三月 十二月/承安三年 正月 六月 七月記目録 七月/承安四年 二月 三月 八月 九月/安元元年 正月 二月 六月 七月 八月/安元二年 正月 夏記目録 四月 五月 六月 十月 十一月/治承元年 四月記目録 四月/治承二年 四月/治承三年 十月 【口絵図版】吉部秘訓鈔 巻一(古写本)/吉御記(古写本)承安三年六月記/経房卿并諸家等記(古写本) |
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『枳園本節用集索引』 西崎亨編 本体9,000円 (索引叢書49)A5・上製・函入 240頁 ISBN4-7576-0136-0 辞書を@読むための辞書A書くための辞書と大別したとき、節用集は和語に対応する漢字を書くための辞書である。通俗語集成としての性格を有する節用集の語彙は、中世以後近世を経て、現代語に通じる国語語彙の史的研究、特に語彙の形態、解釈等に資するところ多とするものである。 森枳園の旧蔵書である当該節用集はいわゆる印度本系節用集を折衷した伊勢本系節用集と言われるが、その影響関係には極めて複雑なものがある。節用集間の影響関係を確かなものにするためには、部立、所載語彙およびその傍訓等についての詳細な比較が必要となる。また、和訓に対する所用漢字の字体等の比較も節用集の影響関係の確認には重要である。本索引は、枳園本節用集の異本関係および枳園本節用集自体の国語研究を通して、中世以後近世を経て、現代語に通じる国語の史的研究に資するところ多とする国語研究の基本図書である。 〔内容目次〕序 枳園本節用集索引のために 枳園本節用集索引 あとがき ▼既刊関連書 易林本節用集漢字語彙索引 今西浩子編 索引叢書48 本体9,500円 |
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『上方咄の会本集成 影印篇』 宮尾與男編 本体17,000円 (上方咄の会本集成) A5・上製・函入 699頁 ISBN4-7576-0149-2 上方咄の会本とは笑話の創作を楽しむ上方咄の会の作品集である。安永初年に大阪で開催し、初席目から七席目までが九冊で刊行された。その後、上方咄の会に参加した作者たちが中心となって寛政咄の会、天明咄の会を開催、その作品集、個人作品集の刊行。京都での咄の会の開催、その作品集の刊行。また画による笑話の創作を楽しむ画咄の会を開催、その作品集の刊行などと、上方咄の会の流れは安永期から文政・天保期まで、継続されていった。この上方咄の会を総合研究するのが「上方咄の会本集成」である。上方咄の会は笑話を普及させ、安永期以降の上方笑話本の出版と上方落語の確立を促す契機をつくった。 「上方咄の会本集成」は影印篇(二冊)・翻刻篇と研究篇の全四巻で構成される。影印篇の底本は、夕霧軒文庫(宮尾しげを氏旧蔵)所蔵本を中心に、他に伝本をみない初公開の笑話本を含めた二十五作品(二十八冊)の版本を収める。 〔内容目次・収録書目〕はじめに 凡例 1『年忘噺角力』(安永五年)、2『立春噺大集』竹巻(安永五年)、3『立春噺大集』蘭巻(安永五年)、4『夕涼新話集』(安永五年)、5『順会咄献立』(安永六年)、6『智恵競咄揃』(安永六年)、7『新撰噺番組』(安永六年)、8『時勢話大全』(安永六年)、9『時勢噺綱目』(安永六年)、10『春帖噺』(天明二年)、11『歳旦咄』(天明三年)、12『新板会咄 御秡川』(寛政元年)、13『軽口筆彦咄』(寛政七年)、14『雅興春の行衛』(寛政八年)、15『臍が茶』(寛政九年)、16『新噺 庚申講』(寛政九年)、17『新製欣々雅話』(寛政十一年)、18『慶山新製 曲雑話』(寛政十二年)、19『新撰勧進話』(享和二年)、20『玉尽一九噺』(文化五年)、21『画はなし当時梅』(文化七年)、22『三都の画咄』(文化八年)、23『画咄百の笑』初編(文化八年)、24『画咄百の笑』二編(文化八年)、25『会席噺袋』(文化九年)、26『はなし大全』(文政八年)、27『滑稽噺図会』前編(天保三年)、28『滑稽噺図会』後編(天保三年) |