新刊案内(03年12月)


 『島津忠夫著作集 第三巻 連歌史』
 島津忠夫著 本体9,000円

  (島津忠夫著作集3) A5・上製・函入 355頁 ISBN4-7576-0238-3
日本図書館協会選定図書

 ◆島津忠夫博士五十余年の全仕事を集大成◆

  【島津忠夫著作集 既刊】(全14巻 別巻1 価格は本体価格)
   第一巻 文学史      10,000円
   第二巻 連歌        12,000円  

 「連歌源流の考」から、「猿蓑の一考察」に至る連歌史の問題点を取り上げて論じた『連歌史の研究』の本文編を収める。旧著を改訂し、「主武千句をめぐっての二、三の問題」「連歌と俳諧における雅俗の問題」を加えた。
 
〔内容目次〕
序章 
第一章 連歌源流の考 
第二章 短連歌初期の諸相 
第三章 短連歌から長連歌へ 
第四章 鎌倉時代初期の連歌 
第五章 花の下の連歌 
第六章 二条良基の連歌論と秘伝書と 
第七章 今川了俊と梵灯庵 
第八章 宗砌の作風 
第九章 心敬の立場 
第十章 宗祇連歌の表現 
第十一章 俳諧連歌の発生 
第十二章 主武千句をめぐっての二、三の問題 
第十三章 連歌固定への道 
第十四章 連歌と俳諧と 
付章 猿蓑の一考察 
結章 連歌と俳諧における雅俗の問題 補記 解説

〈第三巻 月報〉「愛宕百韻」その他 両角倉一/宗砌の語彙 長谷川千尋




 『近松門左衛門 三百五十年
 近松生誕三百五十年記念近松祭企画・実行委員会編 本体1,800円

  (単行本) A5・並製 112頁 ISBN4-7576-0243-X

 「作者の氏神」と崇められた近松門左衛門は、承応二年(一六五三)に越前に生まれた。本書は、その生誕三百五十年を祝い、全国の近松研究者が参画して編まれた記念の書である。『金子一高日記』や「瀧安寺大般若経」、更には『けいせい反魂香』の近松自筆草稿、絵入本『曽根崎心中』、狂言本『けいせい七堂伽藍』、番付『娘長者羽子板絵合』といった一級の新出資料をはじめ、近松の出自や生涯に関わる基本資料を網羅して、近松の人となりと作品の諸相を具体的に提示する。豊富な図版に要を得た解説を添えた「近松読本」の決定版である。 
 総論に続けて、作者の地位確立と向上に捧げた近松の生涯を、
T「肖像・出自」
U「芝居の世界へ」
V「歌舞伎での活躍」
W「『曽根崎心中』―大阪へ―」
X「『国性爺合戦』―筑後掾没後―」
Y「晩年とその後」

の六章立ての下に追う。「近松研究の手引き」「近松略年表」を付載。






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