新刊案内(03年6月)
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『太宰治研究11』 山内史編 本体5,000円 (定期刊行物) A5・上製 257頁 ISBN4-7576-0220-0 ◆戦時下、西鶴の作品に取材し、 ひたすら書き綴られた『新釈諸国噺』 はたして、その真意とは……◆ 【作品論】 特輯『新釈諸国噺』 「貧の意地」論 諏訪春雄 「猿塚」―<代行>と<代用>、喪失と解放― 高田知波 「裸川」論 ―メディアとの相関― 池内輝雄 太宰治「義理」論 ―「義理の死」と「戦死」― 渡邉正彦 「女賊」の位相 ―戦略としての翻案― 渡辺善雄 「引用の織物」としての「赤い太鼓」 佐藤義雄 「粋人」論 ―「いき」へのアンチ・テーゼ― 佐藤隆之 「遊興戒」「猿塚」論 前田秀美 <空白>の語り ―「吉野山」の作品構造― 杉本好伸 初期習作・「股をくゞる」について ―<復讐>と<自意識>の物語としての「股をくゞる」― 西田りか 【資料紹介】 太宰治『パンドラの匣』の背景 ―木村庄助日記と「雲雀の声」― 相馬正一 太宰治ビブリオグラフィー ―一九九八― 山内史 【作家論】 織田作之助と太宰治 浦西和彦 田中英光と太宰治 田中励儀 太宰治と聖書 ―一九四二・四三年を中心に― 田中良彦 太宰治と社会主義運動 ―一九三一(昭和六)年― 山口浩行 【作品評釈】 「雀こ」評釈 渡部芳紀 【太宰治研究 既刊】(1〜3は並製、4より上製 価格は本体価格) 第1輯 2,500円/第2輯 2,816円/第3輯 3,398円/第4輯 5,000円/第5輯 4,000円/第6輯 5,000円/第7輯 5,000円/第8輯 5,000円/第9輯 5,000円/第10輯 4,500円 |
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『芸能と信仰の民族芸術』 森永道夫編 本体15,000円 (単行本) A5・上製・函入 484頁 口絵1頁 ISBN4-7576-0219-7 森永道夫先生古稀記念論集 ◆創作・伝統芸能・民俗学・比較芸能の四分野より構成 幅広い視点から芸能を捉える◆ 〔内容目次〕 芸能空間の祝祭性―「聖なるもの」と「遊び狂う」ことと― 森永道夫 森永道夫先生の年譜と主たる業績 第T部 創造と振興 日本伝統芸能学の構築のために―身体のウゴキの観察と分析の方法― 吉川周平 「文化芸術振興基本法」と自治体文化政策への視点 中川幾郎 子ども・遊び・劇 戎 一郎 戦争と演芸 竹本浩三 落語と民俗芸能雑感 桂 文枝 「田楽舞」の復活と帝塚山大学 神澤和明 第U部 演者と観客 神楽と民衆―奥飯石神職神楽を事例として― 勝部月子 世阿弥の砕動風の意義 三苫佳子 平経正と忠度―平家物語・千載和歌集・歌合・歌碑・謡曲・謡蹟を中心に― 脇谷英勝 「鑓の権三重帷子」考 須山章信 鏡花「三尺角」小論 中谷克己 第V部 祭祀と信仰 小山田の苗代水の中淀にして(『万葉集』巻四の七七六)―紀女郎の意趣返し― 上野 誠 中世大和の精霊信仰について 赤田光男 ソネッタンの御湯―大和の湯立神楽― 鹿谷 勲 「大名行列」の世界から趣向へ―奴振り研究小史― 福持昌之 氏神祭祀の変容・停止に関する一考察 奥村晃代 祭礼における造花とその意義 東條さやか 第W部 歌舞と文学 中国羌族伝承劇「物乞い夫妻」について 王 冬蘭 劇場は奉神と娯神の場所―概説古代劇場の歴史沿革― 麻 國鈞・(訳)孫 勇 韓国舞踊史における舞踊家「崔承喜」の位相 金 白峰・安 秉憲・(訳)李 賢進 『論語』四科十哲の考察 堤 保仁 <研究ノート> 歌舞伎の「贔屓」に関して―特に宝暦〜明和期の上方を中心に― 紅野ゆう子 わが国の芸能における観客の出現について 勝本洋子 |
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『伊勢物語童子問』 片桐洋一編 本体13,000円 (伊勢物語古注釈書コレクション4) A5・上製・函入 346頁 ISBN4-7576-0222-7 ◆編者架蔵の伊勢物語古注釈書を翻刻により公開◆ 『伊勢物語童子問』 翻刻・解題 岸本理恵・惠阪友紀子・福留端美 荷田春満(1669〜1736)の著。真名本を最善本とする妄説を前提としている点は従えないが、伊勢物語を完全な虚構としてとらえる立場から室町時代の到達点ともいうべき「闕疑抄」を徹底的に批判した画期的な注釈書。編者架蔵の蓬莱尚憲本を定本にし、これに同系の二本を対校して、最も拠るべき本文を示した。 【伊勢物語古注釈書コレクション 既刊】(全6巻 価格は本体価格) 第一巻 伊勢物語次第条々 他 既刊 18,000円 第二巻 伊勢物語聞書 文明九年本肖聞抄 宗祇注書入 既刊 18,000円 第三巻 伊勢物語聞書 兼如 他 既刊 15,000円 第四巻 伊勢物語童子問 新刊 13,000円 ![]() 第五巻 伊勢物語古意 初稿本 宝暦九年加藤千蔭写 第六巻 勢語通・伊勢物語明暦抄 |
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『四部合戦状本平家物語全釈 巻七』 早川厚一・佐伯真一・生形貴重校注 本体11,000円 (四部合戦状本平家物語全釈2) A5・上製 375頁 ISBN4-7576-0216-2 ◆読み本系『平家物語』に初めての詳注 第二回配本◆ 語り本系に比べ、古態を多くとどめるが、真名表記のために読解に苦しむことの多かった四部合戦状本の本文を、慶応義塾図書館(現・三田メディアセンター)本をそのままに翻刻した【原文】、仮名交じりに書き下した【釈文】、昭和女子大本などの他本との校異や訓読上の問題を扱う【校異・訓読】の三つの欄によって、精密にかつ読みやすく提示する。【注解】では、延慶本などの他諸本との比較検討により、物語の古態・原態に迫ると同時に、これまでの『平家物語』研究の成果を、歴史学などの隣接諸学を含めて通観しつつ注釈に生かし、現在の最高水準の注釈をめざす。一九八四年以来、『名古屋学院大学論集』連載および私家版の形で巻五まで刊行してきた『四部合戦状本平家物語評釈』を継承し、巻六から刊行を始めて巻十二・灌頂巻に至った後、改めて巻一から五までを刊行し、索引・解説を付す予定である。 〔巻七内容〕 寿永元年年頭記事/日吉にて如法々花経転読する事/宗盛大納言に還補したまふ事/寿永二年朝覲行幸、拝礼の事/宗盛内大臣を辞する事/頼朝・義仲不快の事/木曽追討の為官軍北国下向の事/燧合戦/木曽願書/倶梨伽羅落/真守最後/雲南瀘水の事/公卿僉議/大神宮由来/玄ム/木曽山門牒状/山門返牒/平家山門連署(@薬師供養の事)/平家山門連署(A連署状本文)/平家山門連署(B大衆を語らひし事)/貞能上洛する事/維盛北の方歎かるる事/平家騒動する事/大臣殿女院の御所へ参らるる事/法皇忍びて御幸の事/主上都落/忠度都落/東国大名の事/維盛都落/一門都落/頼盛道より返り給ふ事/貞能都へ帰り上る事/法皇天台山へ登り御座す事/落ち行く人々の歌の事/恵美押勝の事/西涼伎の事/諸卿登山/義仲・行家都入/法皇還御/福原落 【四部合戦状本平家物語全釈 既刊】(全12巻 価格は本体価格) 四部合戦状本平家物語全釈 第六巻(第一回配本) 8,000円 |
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『島津忠夫著作集 第二巻 連歌』 島津忠夫著 本体12,000円 (島津忠夫著作集2) A5・上製・函入 464頁 口絵3頁 ISBN4-7576-0221-9 日本図書館協会選定図書 ◆島津忠夫博士五十余年の全仕事を集大成◆ 連歌の性格・形態・式目・連歌論・連歌師を取り上げ、連歌総論といった形で考察した『連歌の研究』の本文編を収める。旧著を訂正し、「連歌の注釈ということ」などを加えている。 月報 連歌を《読む》こと 奥田 勲 三十年ぶりの『連歌の研究』 乾 安代 〔内容目次〕 序章 連歌史と中世 第一章 連歌の性格 一 芸能性と文芸性と/二 自注のある文芸ということをめぐって 第二章 連歌の形態 一 付句と発句/二 百韻のかたち/三 千句連歌の興行とその変遷/四 万句連歌と発句・三物/五 湯山聯句とその抄/六 法楽連歌と奉納連歌 第三章 連歌の式目とその周辺 一 八雲御抄の式目/二 建治新式とその周辺/三 連歌新式の成立/四 梵灯庵袖下集から宗祇袖下へ/五 連歌新式以後の式目と私用抄 第四章 連歌論 一 連歌論とその展開/二 連歌論研究の諸問題/三 連歌論用語「うちひらめ」をめぐって 第五章 連歌師 一 連歌師の生活/二 連歌師の文章/三 連歌師の紀行/四 連歌師の和歌/五 連歌師の咄/六 連歌師の古典研究 第六章 連歌の注釈ということ 終章 連歌と俳諧 一 連歌壇から俳壇へ/二 連句形態の文学 補記 解説 【島津忠夫著作集 既刊】(全14巻 別巻1 価格は本体価格) 第一巻 文学史 10,000円 |