新刊案内(05年1月)
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今もなお、多彩にして精力的な活躍を続ける島津忠夫博士、五十年に亘る全仕事の集大成 『島津忠夫著作集 第六巻天満宮連歌史 付、法楽連歌ほか』 島津忠夫著 定価9,450円(本体9,000円) A5・上製 口絵4頁・本文292頁 ISBN4-7576-0294-4 日本図書館協会選定図書 大阪天満宮連歌史、太宰府天満宮連歌史を中心とする。それに『能と連歌』の中から「法楽連歌」「連歌と宴」「財団法人角屋保存会蔵「邸内遊楽図」二曲一隻」などを取り出してここに収め、さらに「連歌と年中行事」を添えた。 〔内容目次〕 第一章 大阪天満宮連歌史 一 天満宮と連歌―西山宗因の宗匠就任まで― 二 宗因とその後の西山家 三 神主滋岡家の代々と文学 四 滋岡長松をめぐる人々―大阪天満宮4文庫蔵連歌書の書写奥書から― 五 大阪天満宮蔵の連歌書 補記 第二章 太宰府天満宮連歌史 一 太宰府天満宮連歌史 二 太宰府天満宮蔵の連歌書 補記 第三章 法楽連歌 一 祭りの中の連歌 二 今井祇園における奉納連歌シンポジウムを終えて 三 法楽連歌の現在 付、杭全神社の連歌資料 補記 第四章 連歌と宴 補記 第五章 財団法人角屋保存会蔵「邸内遊楽図」二曲一隻―連歌会席と謡稽古の図― 補記 第六章 連歌と年中行事 補記 解説 〈第六巻 月報〉川添昭二/鶴崎裕雄 |
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言語相を軸とした、初の在日コリアン研究書 『在日コリアンの言語相』 真田信治・生越直樹・任榮哲編 定価2,625円(本体2,500円) 四六・上製 304頁 ISBN4-7576-0283-9 本書は大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」における言語班でのプロジュクトとして進めた研究の成果の一部をまとめたものである。 このプロジェクトでは、母語によって自らを表現する権利、地域社会にアクセスする権利といった二つの側面から、異言語間の相互理解の問題を取り上げる。基本的な言語権を守るために、また、偏狭なナショナリズムや少数派の切り捨てに対峙するために、まずは共棲の生態図を描く必要があると考える。 本書は在日コリアンを対象に、その言語生活をめぐる最近の様相をそれぞれの領域において力強く研究と教育を実践している気鋭の研究者たちが生々しく描き出す。言語相を軸とした在日コリアン研究としては最初のものであり、いわゆる「民族学校」の沿革とその教育内容を具体的に報告するものとして貴重である。 〔内容目次〕 序文 真田信治 T 在日コリアンの言語使用意識 1 在日コリアンの言語使用意識とその変化―ある民族学校でのアンケート調査結果から― 生越直樹 2 在外韓国人の言語生活 任榮哲 3 「在日」の言語意識―エスニシティと言語― 前田達朗 U 在日コリアンの言語使用実態 1 残存韓国語語彙の様相―ある在日2・3世の場合― 金由美 2 在日コリアン1世の否定表現の運用 金智英 3 帰国子女のコード・スイッチングの特徴―在日1世と韓国人留学生との比較を中心に― 郭銀心 4 言語景観にみえる在日コリアンの言語使用―新来者の登場がもたらしたもの― 金美善 V 在日コリアンの言語計画 1 韓国系民族学校の事例―白頭学院建国幼・小・中・高等学校の場合― 前田真彦 2 民族教育の歴史と朝鮮学校における朝鮮語教育 申昌洙 索引 |
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著者所蔵の明治期大雑書コレクション! 華やかな活躍を見せた当時の著名文化人を、同時代人が遺した証言によって照らし出す。 『遊星群 時代を語る好書録 明治篇』 谷沢永一著 定価15,750円(本体15,000円) A5・上製 1280頁 ISBN4-7576-0287-1 パンフレット(A4・16頁 明治・大正篇の内容目次を完全収録)呈上 ◆著者の専攻である書誌学の本領ともいうべき、明治大正期の雑書の宝庫の扉が開かれる! 明治篇・大正篇ともに当時の息吹を伝える作品を多数抄録。 ◆森鴎外、中江兆民、福沢諭吉、三宅雪嶺、坪内逍遙、尾崎紅葉、幸田露伴、夏目漱石、樋口一葉ほか、今なお読み継がれる作品を遺した文化人たちを、同時代人の視点から眺めることの出来る貴重な作品群。 ◆これらの作品を眼前にして、読者は固定観念や先入観をゆさぶられること間違いなし。 谷沢書誌学の本領ともいうべき、明治大正期のわけあり雑書の宝庫の扉が惜しげもなく開けられる。往時の世態人情の実際をつぶさに伝えて余すところのない「時代を語る好書録」の比類なき一大集成である。 人知れず息をひそめてきて今よみがえる遊星群の輝きを眼前にして、読者は固定観念や先入観をゆさぶられることの連続で、戦慄にも似た臨場感を満喫するに違いない。とこしえの資料価値を誇る「谷沢永一明治大正大雑書コレクション」の活用に心躍らせるもよし、面白そうな人物や味わい深い話題を探して人と書物の雑草園の散策を堪能するもまたよし。ここに勢揃いした遊星群のまばゆいばかりのきらめきは不滅であると信じて疑わない。 「…つくづく畏敬の念を覚えて入手したいと願ったのは、高価であるのには弱ったけれど『明治文化全集』であった。…研究は資料の蒐集から始まるという原則が自明であったのだろう。…文藝にせよ経済にせよ、風俗にせよ、過去の文化事象を研究するのに必要な手続きは、それらが同時代において如何に感じとられ評価されていたかを見きわめる努力である。…そのためには当時の同時代人が遺した証言を探さなければならない。…明治文壇に名声を馳せた華やかな活躍が、一方ではどのように弱みを衝かれているか、表世間の文学史と比較してみる必要があろう。…」(「まえがき」より抄出) |
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著者所蔵の大正期大雑書コレクション! 華やかな活躍を見せた当時の著名文化人を、同時代人が遺した証言によって照らし出す。 『遊星群 時代を語る好書録 大正篇』 谷沢永一著 定価13,650円(本体13,000円) A5・上製 1088頁 ISBN7576-0288-X パンフレット(A4・16頁 明治・大正篇の内容目次を完全収録)呈上 ◆著者の専攻である書誌学の本領ともいうべき、明治大正期の雑書の宝庫の扉が開かれる! 明治篇・大正篇ともに当時の息吹を伝える作品を多数抄録。 ◆森鴎外、中江兆民、福沢諭吉、三宅雪嶺、坪内逍遙、尾崎紅葉、幸田露伴、夏目漱石、樋口一葉ほか、今なお読み継がれる作品を遺した文化人たちを、同時代人の視点から眺めることの出来る貴重な作品群。 ◆これらの作品を眼前にして、読者は固定観念や先入観をゆさぶられること間違いなし。 谷沢書誌学の本領ともいうべき、明治大正期のわけあり雑書の宝庫の扉が惜しげもなく開けられる。往時の世態人情の実際をつぶさに伝えて余すところのない「時代を語る好書録」の比類なき一大集成である。 人知れず息をひそめてきて今よみがえる遊星群の輝きを眼前にして、読者は固定観念や先入観をゆさぶられることの連続で、戦慄にも似た臨場感を満喫するに違いない。とこしえの資料価値を誇る「谷沢永一明治大正大雑書コレクション」の活用に心躍らせるもよし、面白そうな人物や味わい深い話題を探して人と書物の雑草園の散策を堪能するもまたよし。ここに勢揃いした遊星群のまばゆいばかりのきらめきは不滅であると信じて疑わない。 「…つくづく畏敬の念を覚えて入手したいと願ったのは、高価であるのには弱ったけれど『明治文化全集』であった。…研究は資料の蒐集から始まるという原則が自明であったのだろう。…文藝にせよ経済にせよ、風俗にせよ、過去の文化事象を研究するのに必要な手続きは、それらが同時代において如何に感じとられ評価されていたかを見きわめる努力である。…そのためには当時の同時代人が遺した証言を探さなければならない。…明治文壇に名声を馳せた華やかな活躍が、一方ではどのように弱みを衝かれているか、表世間の文学史と比較してみる必要があろう。…」(「まえがき」より抄出) |
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秀頼没後390年に、その悲劇の真相を探る 『悲劇のヒーロー 豊臣秀頼』 森田恭二著 定価1,260円(本体1,200円) (IZUMIBOOKS10)四六・並製 148頁 ISBN4-7576-0285-5 豊臣秀頼は、秀吉と愛妾淀殿との間に生まれた太閤秀吉の後継者であったが、今から約四〇〇年前の慶長二十年(一六一五)、紅蓮の炎に包まれた大坂城で、母淀殿とともに消え去った。豊臣秀吉の伝記は無数に存在する。しかし、その子秀頼についての著書は意外に少ない。 著者は、秀頼の残した、古文書、特にその印判状を研究することによって、現実に近い秀頼像を明らかにしようと試みる。秀吉の全盛時代から、その後継に立てられた関白秀次の死、そして秀頼の登場を迎えるが、彼にもまた、無残な死が待ち受けていた歴史の必然性を解き明かす。また、古文書の研究が歴史を明らかにする鍵であることを、豊臣秀頼の生涯によって例証する。 〔内容目次〕 第一章 豊臣秀頼の誕生 第二章 豊臣秀吉の朝鮮出兵 第三章 豊臣秀次の政権 第四章 豊臣秀次の印判状 第五章 豊臣秀頼と徳川幕府 第六章 大阪の陣―秀頼滅亡― 第七章 豊臣秀頼の書状・印判状 終章――なにわのことは夢のまた夢 主要参考文献/豊臣秀次・秀頼関連年表 |