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『島津忠夫著作集第十巻 物語』 〔内容目次〕第一章 歌と歌物語と―『大和物語』を読みつつ―/第二章 源氏物語 一 葵・賢木から須磨へ―伏線と芽―/二 須磨の巻と菅公伝説/三 澪標から絵合へ―蓬生・関屋の位置づけ―/四 夕霧から御法・幻へ―物語終結に働いた作者の意図をめぐって―/五 物語の結末覚書/第三章 宇治拾遺物語の序文/第四章 物語草子―大東急記念文庫蔵『大江山絵詞』をめぐって―/第五章 平家物語 一 『平家物語』と私/二 祗王説話と『平家物語』/三 教訓状・烽火の沙汰/四 以仁王と頼政/五 入道死去とそれ以後/六 「宇佐行幸」と「太宰府落」/七 一谷・屋島・壇浦合戦をめぐって/八 鎌倉殿に受領神つき給はずは/九 今の琵琶法師―『徒然草』第二百二十六段の再吟味―/十「かぞふ」「かずふ」―白拍子の芸態―/十一 筑紫路の平曲―『平家物語』生成の論のために―/十二 小城鍋島文庫本『平家物語』/十三 『源平盛衰記』と『新猿楽記』/十四 長門本『平家物語』の一考察/付 南北朝・室町期の文学における生と死/付章 佐賀藩の諸文庫管見 一 佐賀藩の文事―鍋島諸文庫とその背景―/二 小城鍋島文庫善本書目解題/解説
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『続 近松正本考』 〔内容目次〕T 第一章 『けいせい反魂香』の変遷/一 諸太夫の正本/1筑後掾本/2加賀掾本/3越前少掾本/二 享保四年の歌舞伎/三 『名筆傾城鑑』の成立/第二章 『けいせい反魂香』の正本/一 諸本の異同/二 作者の読み/三 正本の優劣/第三章 「将監住家(吃)の段」小考/一 「相の山の段」から「吃の段」へ/二 「吃の段」の意図/第四章 『けいせい反魂香』興行年表/U 第一章 『用明天王職人鑑』の諸本の考察/一 絵入本のからくり図/二 諸本の特色/1詞章の異同/2文字譜の異同/3句切点の異同/第二章 『団扇曾我』と『百日曾我』試論/一 伝承の信憑性/二 原作と改訂作/三 絵入本をめぐる疑問/ 第三章 『吉野都女楠』をめぐって/一 諸本の比較/二 七行本と八行本/三 上演の時期/第四章 近松作『せみ丸』試論―義太夫と土佐少掾―/一 『蝉磨呂』から『せみ丸』説への疑問/二 土佐少掾の保守性/第五章 浄瑠璃『大原問答』の諸本/一 八行本の成立順序/二 絵入本の特色/三 版木の修整/第六章 近松の正本覚え書/一 『傾城酒呑童子』の正本/二 山木版の疑問/初出一覧/現代人名索引/あとがき |
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『改稿 玉手箱と打出の小槌』 浅見 徹 著 定価3,360円(本体3,200円) 四六上製 カバー装 271ページ ISBN4-7576-0391-6 日本図書館協会選定図書 「玉手箱」と「打出の小槌」、いうまでもなく、有名なお伽噺「浦島太郎」と「一寸法師」の最終場面に登場する小道具である。この小道具は、それぞれの話においてその話を締め括る重要な働きをしている。「玉手箱」は、浦島太郎を一瞬のうちに年寄らせ、乙姫様との絶縁を完遂させている。「打出の小槌」は、一寸法師の背を引き伸ばしお姫様と結ばれる条件を整えている。 しかし、この二つの小道具が、なぜ、どのようにして、この重要な役割を果たしているのか、よく考えてみると、どうも不思議なことが多い。それをここで考えてみたい。 次に、この二つの話は、主人公が一人の男性であること、脇役として美しい高貴な女性が登場するほかは、類似点がないように見える。実際にそうなのか、これも併せて考えてみたい。 〔内容目次〕序章 語ることと書くこと 第一節 古代日本語と文字/第二節 無文字から文字使用の時代へ/第三節 文字の時代/第四節 日本語の表記/第一章 浦島物語の諸相 第一節 浦島物語の資料 1.書かれた浦島/2.語りと文献/第二節 浦島物語における場 1.時と所/2.主人公の名/第三節 浦島物語における亀 1.亀を助けぬ浦島/2.亀の正体/第四節 常世の国から竜宮城へ 1.常世の国/2.蓬莱/竜宮城/第五節 誘う神 1.乙姫様/第二章 神婚物語の発端と結末 第一節 幸運を?む条件/1.主人公の資質 2.動物報恩譚/第二節 古代の論理 1.桃太郎の父母/2.よいお爺さん/第三節 神との離婚 1.結婚の永続性/2.離婚の原因/第四節 玉手箱の実態 1.玉櫛笥から玉手箱へ/2.玉手箱の価値/第五節 玉手箱の役割 1.玉手箱の中身/2.蓋を開けた時期/第三章 神婚物語の変貌 第一節 神格の下落 1.動物婿の運命/2.結婚の妨害/第二節 人間の優位 1.動物神と英雄/2.猿神退治/第三節 一寸法師の登場 1.小さな英雄/2.御伽草子の一寸法師/第四節 小さ子物語 1.小さく生まれて/2.小さ神の後裔/第五節 価値の転換 1.かわいい小人/2.神から人へ 3.なぜ「一寸法師」なのか/第四章 成り上がりの完成 第一節 悪人一寸法師 1.悪知恵/2.婿の資格/第二節 成り上がり 1.一寸法師の結婚/2.針の刀/第三節 打出の小槌 1.小槌の役割/2.槌の構造/第四節 一寸法師の死 1.小さ子の婿入り/2.小槌の変貌/終章 浦島太郎と一寸法師の間 第一節 神婚物語の生涯/第二節 浦島物語と一寸法師物語の変貌/付記/あとがき |
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『大乗院寺社雑事記研究論集第三巻』 〔内容目次〕序に代えて 大乗院寺社雑事記研究会/戦国期における山名氏権力と守護代 渡邊大門/守護細川氏と北摂津の国人―今西家文書の再検討― 森田恭二/『大乗院寺社雑事記』に見る興福寺寺門領播磨国三个庄 川ア晋一/興福寺の河川交通支配―河上五ヶ関を中心として― 森田恭二/摂津国吹田寺内町の復原的研究 金井 年/『大乗院寺社雑事記』『文正記』に見る長禄・寛正の内訌 瀬戸祐規/『大乗院寺社雑事記』の医師達―上池院民部卿胤祐と松井法眼― 大鳥壽子/文献資料にみる「風流(ふりゆう)」の成立と変遷 森田恭二/『大乗院寺社雑事記』に見る薪猿楽関連資料の検討 森田恭二/生成期における「たて花」―十五世紀中期の「花」と連歌の一様相―小林善帆/『大乗院寺社雑事記』に見る連歌興行(三)―応仁元年(一四六七)〜文明九年(一四七七)― 鶴ア裕雄/編集後記 楢ア華子 ■好評既刊■(価格は税込)大乗院寺社雑事記研究論集 第一巻 7,875円 大乗院寺社雑事記研究論集 第二巻 7,875円 |
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『まんが版 大阪市の歴史』 |
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『日本語の「配慮表現」に関する研究―中国語との比較研究における諸問題―』 彭 飛著 定価13,650円(本体13,000円) A5・上製・函入・623頁 ISBN4-7576-0336-3 日本語の「配慮表現」は外国人にとって「敬語表現」よりも難しい。日本人の繊細な心遣いのこもった「配慮表現」は「気遣いの美」でありながら、反面、国際舞台での文化摩擦・経済摩擦を発生させる原因となることも少なくない。中国語を母語として育った著者は、「配慮表現」を現代日本語の重要な特色の一つとする立場から、各種の調査に基づき、さまざまな様相や特徴的形式を整理・記述して、体系化を試みる研究を行ってきた。本書は「これからの日本語」「国際化時代の日本語」を考えるうえでも重要な示唆を与えてくれる好著である。 〔内容目次〕 第1部 序論 日本語の「配慮表現」(気配り表現)研究の枠組みについて 第1章 「配慮表現」(気配り表現)の定義とその研究領域/第2章 「配慮表現」(気配り表現)研究と「モダリティ」研究との関係/第3章 「配慮表現」(気配り表現)と「敬語表現」「待遇表現」との関係/〈延長戦論考〉「敬意表現」「配慮表現」/第4章 「ポライトネス論」と「配慮表現」/第5章 本研究の方法及び目的と意義 第2部 「配慮表現」(気配り表現)における「緩和表現」について 第1章 「配慮表現」(気配り表現)における「緩和表現」の三技法―「緩和表現」種々相(具体例)調査―/〈延長戦論考〉場面に応じて用いる「緩和表現」の種々相(具体例調査)/第2章 「チョット」の使用と「配慮表現」(気配り表現)における「和らげ」と「暗示的な強調」/第3章 新聞用語、放送用語(表現)の言い換えからみた「配慮表現」における「緩和」/第4章 日本語の「裏」の語義と用法からみる「和らげ」/第5章 日本語の自他動詞文の選択使用と「配慮」の心理/第6章 非意図的行為を示すマイナスの意味の他動詞文の特徴―有生名詞(有情物)を主格とする他動詞文をめぐって―/第7章 日本語の他動詞文における他動性喪失の諸問題/第8章 日本語の「ヲ≠伴う他動詞文」と中国語の「把≠伴う動詞文」との相違点/〈延長線論考〉中国語の把動句≠フ類型からみた把動句≠フ特徴― 把動句≠フ諸問題をめぐって― 第3部 「配慮表現」(気配り表現)における「受益表現」について 第1章 「配慮表現」(気配り表現)における「受益表現」の具体例をめぐって/第2章 中国語からみた日本語の「ヤリモライ動詞文」に関する若干の問題―「〜テクレル」文を中心に― 第4部 「配慮表現」(気配り表現)における「プラス価値付加表現」について 第1章 「プラス価値付加表現」の具体例をめぐって/〈延長線論考〉戦後の社名変更の最盛期からみた「イメージ刷新」「イメージチェンジ」―「社名変更」と「プラス価値付加」「緩和」をめぐって―/第2章 プラスイメージが呼び起こされる「呉服」の語義/第3章 カタカナ語(外来語)の使用からみた「プラス価値付加」と「緩和」―『日中辞書』編纂の諸問題をめぐって― 第5部 「配慮表現」(気配り表現)における「心地よい気分表現」(気分をよくさせる表現)について 第1章 「心地よい気分表現」(気分をよくさせる表現)の具体例をめぐって/第2章 大阪の地域語に関する調査報告―「配慮表現」における「心地よい気分表現」(気分をよくさせる表現)と「緩和表現」―/第3章 中国語からみた日本語の「役職名」「肩書」と「配慮」―『日中辞書』編纂の諸問題をめぐって―/〈延長線論考〉「結婚する」に関する間接的な表現―日本と中国を含む五十ヶ国を対象とする調査― 第6部 終論 中国語と日本語の「配慮表現」に関する諸問題について 第1章 中国語と日本語の「配慮表現」(気配り表現)の相違に関する調査報告/〈延長線論考〉日本語の「配慮表現」に関する調査報告―在日外国人(一〇〇人)、日本人(一〇〇人)を対象とするアンケート調査―/第2章 日本語の「気」「気配り」「配」「配慮」の語義/結語/索引/あとがき |