『小さな地名の調べかた メディモリで調べ、アカレンで踊り、ダテマエで待つ 
上野智子著
定価1,050円(本体1,000円)

(いずみブックレット2)A5・並製・95ページ・ISBN978-4-7576-0489-6

《身の回りの「小さな地名」を探してみませんか?》

メディモリ・アカレン・ダテマエは、いずれも文字表記されることなく、それを利用する人々にとっては不可欠だが、一般的にはとるに足りない存在の「小さな地名」である。
この種の地名は、文字によって誰もが認識できる「大きな地名」とは異なり、あたりまえすぎて地名として認識されることもなければ人々の注意も向けられることなく、したがって研究対象として取り上げられることもまれであった。
この本では、こうした「小さな地名」をどのように対象化し、調査し、探求できるかについて、これまでの著者の体験をふりかえりながら、わかりやすく解説する。
大学生にとっては卒業論文のテーマとしてふさわしい研究モデルの提案、地名に興味を持つ人々にとっては固定観念化した地名観の解放をねらいとし、私たちをとりまく「小さな地名」の小宇宙を遊泳していただけるよう、さまざまな話題を提供する。

※「メディモリ」とは高知大学の総合情報センター「メディアの森」のこと。
※「アカレン」とは同大学内で「赤レンガ広場」と通称されている空間のこと。
※「ダテマエ」とは、仙台駅2階コンコースにあった「伊達政宗像の前」のこと。


〔内容目次〕
小さな地名・大きな地名/書かれない地名/生活空間の小さな地名/ランドマークとしての伊達政宗〜仙台駅構内の地名/小さな島の地図/地名の聞き取りと書き取り/地名の種類/人によって違う地名/地形と地名/位置を示す命名法/島と地名/地名の文字/写真で見る地名/絵地図の効用/海図の活用/卒業論文のテーマ/レジャー用の地名/地名の由来/地名と人名/人名と魚名/飛島へ〜屋号との出逢い/佐渡島での屋号体験/現代人名事情〜男性名と女性名/女性の名前/男性の名前と屋号/屋号唄の発見/屋号調査の実践/山村の屋号/農村の屋号/小さな地名の復活/あとがき

好評既刊■(価格は税込)
地名語彙の開く世界 上野智子著 定価2,940円
屋号語彙の開く世界 岡野信子著 定価2,940円
育児語彙の開く世界 友定賢治著 定価2,940円
「ヨコ」社会の構造と意味 方言性向語彙に見る 室山敏昭著 定価3,675円



新校注 萬葉集』
井手 至・毛利正守
定価2,310円(本体2,200円)
(和泉古典叢書11)A5・上製・函入・545ページ・ISBN978-4-7576-0490-2

本書は、萬葉集研究の最新の成果を取り入れたテキストとして刊行されるものである。その概要は次のようになる。
(1)西本願寺本をはじめ、諸写本、刊本、注釈書類を参照して本文を定め、適宜、句読点、傍訓、返点を加える。
(2)本文の主要な校異を頭注または脚注に示す。
(3)各巻の目録および西本願寺本巻一、巻二十の奥書を掲げる。
(4)新旧国歌大観番号を頭書し、寛永版本の丁数を脚注に示す。
(5)歌句の主要な異訓(参考訓)を脚注に掲げる。
(6)字余り句中に含まれるア行音およびヤ行のユの音が直前の音と一体化する部分を符号で示す。
(7)傍訓などに含まれる上代特殊仮名遣の甲類乙類の別を明示する。
特に、(6)・(7)の二項目については、はやく学会において明らかにされていながら、これまで公けにテキスト類に反映されることがまったくなかった事項であり、本書の特色をなす条項といってよいであろう。


本文組見本

 

目録組見本



『紫式部集の新解釈』
徳原茂実著
定価8,400円(本体8,000円)
(研究叢書381)A5・上製・函入・237ページ・ISBN978-4-7576-0488-9

本書においては、これまでの『紫式部集』研究の中で見逃され、あるいは軽視されてきたいくつかの問題点についてあらためて考え、従来とは異なった本文解釈を提示したのであるが、その結果、次の二点が新たな課題として同時に浮上してきた。
第一点は、紫式部伝の修正である。従来の『紫式部集』解釈によって組み立てられた紫式部伝、特に前半生の事跡に関する知見は、本書の解釈に従う限り、いくつかの点について、考え直さざるをえなくなった。
第二点は『紫式部集』の成立についての問題である。従来この集は、紫式部自身の手になる自撰家集と考えられてきたのであるが、本書の新解釈を前提とする時、紫式部の遺した詠草をもとに後世の人物が編纂した他撰本と考えざるをえなくなった。
本書はこれらの課題に取り組んだ十一編の論考より成り、巻末には実践女子大学図書館蔵本『紫式部集』の翻刻を収め、人名索引、和歌索引を付した。 


〔内容目次〕
はしがき
第一章 巻頭二首の詠作事情
第二章 求婚者たちへの返歌―29・30・31番歌をめぐって―
第三章 「西の海の人」からの返歌―15番歌からの五首をめぐって―
第四章 紫式部の越前往還―20〜24、80〜82番歌をめぐって―
第五章 「ふみを散らす」ということ―32番歌詞書を糸口として―
第六章 紫式部夫妻の新婚贈答歌―83・84番歌をめぐって―
第七章 ことわりや君が心の闇なれば―45番歌の解釈について―
第八章 喪中求婚者説の否定―49番歌は夫宣孝の作―
第九章 『紫式部集』自撰説を疑う
第十章 『紫式部集』に見る紫式部の前半生
第十一章 『紫式部集』の生成
翻刻 実践女子大学図書館所蔵『むらさき式部集』
あとがき
人名索引・和歌索引

好評既刊■(価格は税込)
古今和歌集の遠景 徳原茂実著 定価8,925円
紫式部集論 山本淳子著 定価8,400円


■角田文衞推薦の書■
国宝久能寺経の歳月 駿州秘抄

良知文苑著
定価3,675円(本体3,500円)
A5・上製・267ページ・口絵カラー4ページ・ISBN978-4-7576-0483-4

角田文衞 (本書「序」より) 
「京(みやこ)から遠く離れた駿州、即ち、駿河の国に類(たぐ)いまれな文化財二点が現存している。
 一は、天平感宝元年(749)の聖武天皇の『勅書』であり、いま一は、康治元年(1142)に書写された鉄舟禅寺の紙本墨書法華経『久能寺経』である。両者共、つとに明治年間に国宝指定され学界周知の文献である。にもかかわらず、それらについて徹底的な研究は、未(いま)だ、成されていない。
 良知文苑女史は、平成二年、ゆくりなくも『久能寺経』に出会い衝撃を受け、ひそかに『久能寺経』にまつわる諸々の謎を解明しようと決意された。爾来、起居十余年、初志を貫き研鑽を続け、現段階で許す限りの考察を試みられた。おそらく現在では、これ以上の成果は望み難いと思われる。
 依って、ここに序文を草し、学界並びに読書界に本書を推薦する所以である。」


〔内容目次〕
序 角田文衞
めぐりあわせ
第一章 田中親美芸術 遺されていた手紙/複本製作/模写の世界
第二章 補陀落の山 駿河の久能寺/『久能寺縁起』/『久能寺縁起』が語る『久能寺経』/現存する『久能寺経』/二つの嵐/久能寺再興/久能寺再興の歳月/鉄舟禅寺
第三章 待賢門院璋子 かがよう姫君/花の季/白河の花の宴/花園歌壇/『三奏本』の謎
第四章 欣求浄土 法華経の世界/浄土への道/絆/女院の御願寺―「法金剛院」―
第五章 えにし 西行慕情/女院落飾/西行勧進―「余不軽承諾」―/二人の法華経歌/花散る
第六章 『久能寺経』の考察 久能寺経結縁者系図/縁を結んだ人びと/女房の敬称「殿」/奥書名の筆跡/「質侶荘」と「益頭荘」
第七章 王朝の華 定信の筆「譬喩品」/平安時代の見返し絵/料紙と装飾
第八章 『久能寺経』流転 切断された見返し絵/『久能寺経』伝来の記録/受け継がれてゆく文化財『久能寺経』
『久能寺経』関連略年譜/参考文献目録/図版出典一覧
あとがき

好評既刊■(価格は税込)
西行法師和歌講読 森重敏著 定価15,750円
隠遁の憧憬 平安文学論考 笹川博司著 定価3,675円


■浦西和彦 著述と書誌 第1回配本■
浦西和彦著述と書誌 第三巻 年譜葉山嘉樹伝』

浦西和彦著
定価13,650円(本体13,000円)
A5・上製・函入・526ページ・ISBN978-4-7576-0478-0

《葉山嘉樹伝の決定版としての読む「年譜」》

日本プロレタリア文学の代表的な作家である葉山嘉樹の波瀾多い個性的な生涯を、その精査な豊富な資料を追及し、日を追い年を追う年譜形式で明らかにする。警察の訊問調書等の新資料を駆使し、在来の葉山嘉樹伝の数々のあやまりを正した。
葉山嘉樹についての伝記的研究の驚くべく厳密かつ詳細で、年譜による葉山嘉樹伝の決定版である。


〔内容目次〕
T 年譜 葉山嘉樹伝
1894年(明治27年)甲午   数え1歳
1895年(明治28年)乙未   数え2歳
1896年(明治29年)丙申   数え3歳
1897年(明治30年)丁酉   数え4歳
1899年(明治32年)己亥   数え6歳
1900年(明治33年)庚子   数え7歳
1904年(明治37年)甲辰   数え11歳
1905年(明治38年)乙巳   数え12歳
1906年(明治39年)丙午   数え13歳
1907年(明治40年)丁未   数え14歳
1908年(明治41年)戊申   数え15歳
1909年(明治42年)己酉   数え16歳
1910年(明治43年)庚戌   数え17歳
1911年(明治44年)辛亥   数え18歳
            ( 中 略 )
1945年(昭和20年)乙酉   数え52歳
U 浦西和彦編著書目録

浦西和彦 著述と書誌 全四巻価格は税込)
第2回配本 第四巻 増補プロレタリア文学書目 15,750円
第3回配本 第一巻 新・日本プロレタリア文学の研究  13,650円
第4回配本 第二巻 現代文学研究の基底  15,750円



■重版出来■
『日中対照言語学研究論文集
―中国語からみた日本語の特徴、日本語からみた中国語の特徴―

彭 飛(ぽんふぇい)企画・編集
定価12,600円(本体12,000円)
A5上製函入・552ページ・ISBN978-4-7576-0409-4

日本語の特徴と中国語の特徴は何か。本書は、日本語学・中国語学・言語学の三つの分野で活躍する日中の大学院担当教授・博士などが一堂に会し、文字・語彙・文法・語用・言語行動・コミュニケーション・日本語と中国語教育・認知言語学・コーパス言語学など、様々なジャンルにおいて、日本語と中国語の対照研究の斬新な説を打ち出した意欲的な論文集である。 
ここ20年、日中の歴史上かつてない頻繁な往来のおかげで、日中対照言語研究の領域もすぐれた人材が輩出し、今回の論文集は、今まさに注目される執筆陣となった。本書の刊行は【日中対照言語研究】の領域の新しい幕開けとなるであろう。


〔内容目次〕
@【日中両国語における漢語語基の意味と造語力】荒川清秀  はじめに/1.漢字の意味の存在条件/2.日中漢語語基の意味の差/3.日中漢語語基の造語力
A【「仮借」から「仮名」へ―日本語と中国語とのひとつの交渉史―】乾善彦 1.はじめに/2.日本書紀歌謡の仮名書きについて/3.「仮名」の資格/4.「仮名」の用途/5.「仮名」の階層/6.「かな」への展望
B【日本語と中国語の真偽疑問文】井上 優、黄麗華 1.はじめに/2.考察対象/3.単純真偽疑問文と誘導型真偽疑問文/4.日本語の誘導型真偽疑問文の使われ方/5.中国語の単純真偽疑問文と正反疑問文/6.中国語の誘導型真偽疑問文/7.まとめ
C【意味拡張モデルと中日両言語の対照研究−中国語の“听"と日本語の「聞く」を手掛かりに−】于康 1.はじめに/2.意味拡張モデル/3.中国語の“听”と日本語の「聞く」について/4.おわりに
D【中日対照の視点からみる中国語における適量準則及びその解釈】王占華 問題提起/1.数量成分の非計数使用/2.借用量詞の大量使用/3.人称代名詞の多用/4.「足量」を重視する傾向の成因及び教育における注意点
E【日本語・中国語におけるキャラ語尾の観察】定延利之、張麗娜 1.キャラ語尾・キャラコピュラ・キャラ助詞とは?/2.キャラ語尾の新たな下位類−キャラ終助詞/3.キャラ助詞のリソース/4.おわりに
F【日中両国におけるあいさつ言語行動についての比較研究―「家庭」でのあいさつを中心に―】施暉 はじめに/1.調査の概要と方法/2.家庭でのあいさつ/(1).あいさつをするか、しないか/(2).あいさつ言葉/(3).あいさつの身振り/終わりに
G【コーパス言語学から見た日本語研究―中日対訳コーパスの構築とその応用研究をめぐって―】徐一平 1.はじめに/2.コーパス言語学とコーパスの構築/3.中日対訳コーパスの構築とそれをめぐる問題点/4.中日対訳コーパスの応用研究/5.結び
H【中国語と日本語における叙述基点転換の比較―全体と部分の関係を例に―】杉村博文 はじめに/1.部分の拡張/2.語彙的結束性と文法的結束性/3.全体の背景化と部分の前景化/4.叙述基点の構文論的スコープと部分の主体化
I【数量表現における中日両国語の対照研究】陳力衛 はじめに/1.数量表現の構文/2.Q(q)を含む句の成立条件/3.Q(q)の移動/4.語順と「定」・「不定」/おわりに
J【日本語と中国語の違いからみた日本人に対する補語の教授法について】西川和男 はじめに/1.結果補語/2.時量補語/3.方向補語/4.可能補語/5.程度補語と様態補語/おわりに
K【「中国語らしさ」の認知言語学的分析―日本語から見える中国語の世界―】古川裕 1.「中国語らしさ」の認知特徴/2.<凹凸転換>と<双方向性> (1)<凹凸転換>/(2)意味論的双方向指向性/(3)空間語彙“前/后(後)”の時間表現/3.<凹凸転換>の事例研究 (1)“●wei(為)”類語句の<双方向性>/(2)“跟”の<双方向性>/(3)移動動詞“下、出”の<双方向性>/(4)“叫、●(譲)”ボイス構文の<双方向性>/(5)存現構文の<双方向性>/(6)二重目的語構文の<双方向性>/(7)非典型的な存現構文における<双方向性>/(8)非典型的な二重目的語構文における<双方向性>/(9)<双方向性>を持つ構文のネットワーク/4.まとめにかえて
L【中国と日本における料理の命名法の比較】彭広陸 はじめに/1.中国の料理名/2.日本の料理名/3.中国と日本の料理名の比較/4.日本人にとっての中国料理と中国人にとっての日本料理/おわりに
M【「V+テイル」構文と【在+V】【V+着】構文との比較研究−【在+V】構文の“在”〜“在”をめぐって−】彭飛 はじめに/1.「テイル」形をもつ動詞意味の分類と【在+V】、【V+着】構文の対応の有無/2.中国語の【在+V】構文の6用法(在〜在)の特徴/3.【在+V】構文と【正在+V】【正+V】【V+着】構文の相違/結語
N【中国語にみられる完了と結果の接点―“V了”と“V着”を例として―】丸尾誠 1.はじめに/2. 存在表現/3.動作表現/4.おわりに
O【使役動詞と伝達動詞の接点】三宅登之 1.はじめに/2.「行為」と「結果」/3.使役義を表す「兼語式」/4.Vの結果段階の含意の有無をめぐって/5.おわりに
P【全称詞構文の日中対照研究―「誰でも+VP」、「誰もが+VP」と“●(誰)+都+VP”、“个个+(都)+VP”を中心に―】楊凱栄 1.はじめに/2.「誰でも+VP」と「誰もが+VP」/3.“●(誰)+都+VP”と“个个+(都)+VP”/4.終わりに
Q【中日両国大学生の「性向語彙」についての対照研究−接辞を中心に−】欒竹民、李成浩 はじめに/1.アンケート調査についての概観/2.中日両国の大学生の性向語彙における接辞について/3.中日両国の大学生の性向語彙における接頭辞について/終わりに
R【「死」を表す間接表現及び程度を示す比喩表現の一考察―日本語・中国語・韓国語を中心に―】李R浄 はじめに/1.慣用表現としての「死」に関する間接表現/2.比喩として「程度の甚だしさ」を表す『死』の表現/おわりに
S【中国日系企業に従事する日本人と中国人とのコミュニケーションに関する調査研究―注意喚起表現、依頼懇願指示表現、賞賛表現、断り表現の特徴及び誤解や摩擦の解明をめぐって―】辻周吾 はじめに/1.「注意喚起表現」/2.「依頼懇願指示表現」/3.「賞賛表現」/4.「断り表現」/結語
(21)【日本古典落語と中国伝統「相声」の修辞表現の特徴をめぐって】苗●(草かんむり+欠) はじめに/1.日中両言語の修辞法の定義およびその対応関係/2.古典落語と伝統相声における修辞表現についての調査/3.主な修辞表現の特徴の比較/まとめ
(22)【日中両言語の変化他動詞文のカテゴリー化に関する考察―構文の拡張ネットワークを中心に―】姚艶玲 はじめに/1.理論的枠組み/2.日本語の変化他動詞文/3.中国語の"把"構文/4.日中両語の変化他動詞文の拡張の仕方の違い/おわりに
あとがき


好評既刊■(価格は税込)
日本語の配慮表現に関する研究 彭 飛著 定価13,650円
日本人と中国人のコミュニケーション 彭 飛著 定価1,050円  


 


■重版出来■
新訂 吉記 本文編一
橋秀樹編
定価7,350円(本体7,000円)

(日本史史料叢刊3)A5・上製・函入・口絵モノクロ3ページ・247ページ ISBN978-4-7576-0146-8

 藤原経房の日記『吉記』は平安末期から鎌倉初期の重要な日記史料として、日本中世史のみならず、中世文学・日本美術史の分野でも多くの研究に利用されてきた。これは矢野太郎氏による翻刻が史料大成の一部として戦前より刊行されていたことが大きい。しかし、史料大成本は底本選定が十全でなく、『吉部秘訓抄(鈔)』『公事問答記』の書名でまとまって伝来する公事抄出や各種部類記所引の逸文を収録していないことから、現在の学問水準に堪えうるテキストの刊行が望まれていた。そこで本書は、鎌倉前期古写本を初めて紹介するなど、底本を新たにし、これまで活字化されていない公事抄出や逸文を含めた本文を編年体で収録した。また、校訂注や説明注を施し、欄外に主要事項を標記して利用者の便宜を図った。本冊には仁安元年(1166)より治承三年(1179)までの記事を収めた。

〔内容目次〕例言  仁安元年 九月/吉部秘訓鈔巻一目録/仁安二年 正月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月/仁安三年 正月 二月 九月 十月 十一月/嘉応元年 正月 三月 四月 六月 七月 八月 九月 十二月/嘉応二年 正月 二月 四月 五月 七月 十一月 十二月/承安元年 正月 二月 四月 七月 八月 九月 十二月/承安二年 二月 三月 十二月/承安三年 正月 六月 七月記目録 七月/承安四年 二月 三月 八月 九月/安元元年 正月 二月 六月 七月 八月/安元二年 正月 夏記目録 四月 五月 六月 十月 十一月/治承元年 四月記目録 四月/治承二年 四月/治承三年 十月
【口絵図版】吉部秘訓鈔 巻一(古写本)/吉御記(古写本)承安三年六月記/経房卿并諸家等記(古写本)

■新訂吉記 全四巻完結■(価格は税込み)
新訂 吉記 本文編二  定価 9,450円
新訂 吉記 本文編三 定価 9,450円
新訂吉記 索引・解題編 定価9,450円



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